昨日。今日。明日。

終わらない夢を描こう 描き続けよう

ちょっとだけダンスの話。



(ここで書いたことはあくまで私の主観であり、願望であり、個人で納得いく終着点を見つけてしまったというのが正しいのだと思う。なぜなら私は髙橋海人のほんの一部分しかしらないただのファンだから。)


 


最近の私の悩みと言ったらこれだった。



『髙橋海人さん、Mr.KING3人でいる時より、それ以外の括りでいる時の方が情熱的で個性を全面に出してダンスするような気がする。』


私は海人のダンスに惚れ込んで、何よりも海人のダンスを見るのを楽しみに生きてると言っても過言ではない、海人のダンスと結婚したいとか意味わからんことを3日に1回はほざくような場末の女である。


海人がダンスで私が見れない新しい世界を見せてくれるのが大好きだし、見れた時はワクワクするし、ゾクゾクする。


ただそれが、Mr.KINGでいる時よりもキンプリやソロで踊ってる時に感じることが多いと不意に思った。


Jrという立場上、グループという括りあれどみんなライバルである、というのは踏まえた上での私のエゴだし一個人の好みだけど私はMr.KINGが3人でいるのが何より好きだ。だからこそ、その3人でいる時でこそ髙橋海人というダンサーの新しい1面を見せて欲しかった。


何よりも海人の紫耀と廉への、Mr.KINGというグループへの愛が私をMr.KINGをここまで好きにさせたから、なんでだろうと納得いかなかった。


例えば、人数が多いと強気になることがなぜか虚しかった。ソロで思うがままにダンスを踊り、見ている人みんなに衝撃を食らわせるような、その力をいつも出して欲しいって思った。


Mr.KINGの髙橋海人というダンサーが好きだということにねじれが生じてきた。それがここ1ヶ月。自分のファンとしての立ち位置とか心の持ちようがとんでもなく不安定だった。



でもそれが私の勘違いだった、というところで決着が着いたのが新年ジャニアイを見たあと、というか電車に乗りながら回顧していた昨日の昼。



新年ジャニアイ特に2幕、彼は大勢の中でも目を引く個性的で情熱的なダンスをしていたし、Zokkon命のソロを任されたところなんて今までみた海人の中で1番強かったな、男だった、やっぱり彼はプロだなと思った。


そこで何個か記憶の点が線になって繋がったような気がした。


『今までソロは二人がかっこいい曲をやるから可愛い系の曲を選んでた』『俺が頑張らなきゃって苦しい時もあった』『いつも笑顔でいようと思った』。



Mr.KINGにいる時の海人は
『バランサー』であるということ。



彼がいなければMr.KINGがなかったのと同じくらい、彼の頑張りがなければMr.KINGは上手くいってないと思ってる。なんせ、誰でもセンターになれるようなグループだから。
 

彼はいつだってグループとして、客観的にMr.KINGを捉えられる。


そんな彼だったらMr.KINGとしてのパフォーマンスで、個性だけを押し出すことはしないだろうと、やっと気づいた。


ここは抑えるところ、揃えるところ、その中で髙橋海人としてアレンジを加えたいところ、そんなふうにレッスンやリハの段階で彼ならば考えるはずだと。



逆にいえば、Mr.KING3人でいない時にMr.KINGというグループを背負うこと、支え合うことの大切さが一番よく分かっているのも海人だと思った。

紫耀くんがグループに還元という言葉を17年はたくさん使ってくれた。それは廉くんも、そして海人も同じだと思う。



髙橋海人はダンスと表現力という武器を持って戦う人だ。


だから、キンプリでいる時、VSがとれた今でも1番のライバルであり、それを普段の言動に出さずとも、得意のダンスで表現していると考えることは私にとって容易だった。


そして、ダンスが得意なたくさんのJrと踊る時、1人でステージを作り上げる時、誇りとプライドを持ってMr.KINGの髙橋海人として踊ってるんじゃないだろうかと。


ただの仲良しこよしなんて思いたくもない。全員ライバルだから。


ただその中にあるMr.KINGというグループはすこし異質であり、ライバルであるよりも、ホームであり、味方であり、守りたいものであるんだろうと。




正直どちらの海人も見たいんだ。


限界をどんどん超えていくダンサーとしての髙橋海人ももっと見たい。せっかくジャニーズJrなんだから、もっともっとグループ垣根なくダンスを武器に進んでほしい。それが出来る能力は彼に備わってると思う。


そしてMr.KINGに帰ってきて欲しい。新しい風を吹き込んでほしい。そんな私欲が湧いて止まらない。


天才はとどまることを知らない。


私のような凡人が勝手に深読みをして、欲深く願望をいってはならないと思う。


でも、どうしてももっと開けた景色を、あの天才が切り開いた世界を見たいなと思わずにはいられない。


楽しみでワクワクする1年がまた始まった。